1.現状把握・分析、将来予測
(1)現在の財務状況の把握
料金収入、企業債、一般会計繰入金、自己資金、受益者負担の各財源について、直近数年間の実績、残高の推移等にっ
より、現状を把握します。
(2)将来の財源等予測
財源ごとに、投資試算を踏まえた中長期の試算等により、将来の財務状況を予測します。
2.財源構成の検討
財源や需要額の将来予測を踏まえて、料金、企業債、一般会計繰出金の各財源について、適切な水準、構成を検討します。
①料金収入 極力抑制した原価を基に設定します。
②企業債 健全化指標、世代間の負担の公平性などに考慮します。
③一般会計繰出金
④自己資金 世代間の負担の公平性、経営健全化維持の観点からは、一定の自己資金を確保する必要があります。
⑤受益者負担 適切に徴収します。
3.財源試算
財源ごとに、確保する手段と見通しをとりまとめて「財源試算」とします。
経費回収率の向上や、費用の固定、変動の見直し等、財務体質の改善についても考慮することが望ましいです。